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障碍者GH:六日目(1) 入浴介助がイヤだなあ

2019.03

入浴介助が嫌だ嫌だ嫌だ。一名の高齢の利用者さんの機嫌がいつも悪い。そして入浴する頃には不機嫌が最高潮に達している。私は人の気持ちなんてわからないけど、わからないなりに謙虚に、下から目線で利用者さんに接しているつもりだ。若い利用者さんの何名かは私に一緒に「お風呂入ろう(介助して)」とニコニコしながら言ってくるから、私の介助が上手でなかったとしても不快ではないんだろうなと思っている。とはいえ、一か月前には人の事を風呂に入れるなんて夢にも思わなかったくらいだから、私の入浴介助は自己流で独特なものかもしれない。

入浴介助の正解がわからないまま続けているから、これでいいのかなと自問自答の日々。もちろんYoutube等は見たりする。昨日は計6名の入浴介助を行った。その中の高齢の利用者さんだけがうまいこと入ってくれない。認知症が入ってるのだと噂される利用者さんだが、この日は「もう!自分でやったほうがはやいわ!」なんて言われてしまったので、思わず「はい、そうですねー(笑顔)」と言ってしまったが。

上記の発言は服を着させるときに言われたのだ。その利用者さんは服を脱ぐことができるのに着る事ができない。この動作ができる者には、どっちがかできない事が身体的にわからないのだ。「子供は服を脱ぎ散らかすけど、上手に服を着れないでしょう」と、夫は言っていた。私はその頃の記憶もないし、子供の着替えなんて気にしたことなかったし、そもそも子供がいないから知らないし。自分の歩んだ人生では人々が知っている当たり前のことがわからなかったりする。その逆もあると思うけど。

高齢の利用者さんは自分よりかなり年下のものには厳しいらしい。本当に困った。年齢差は埋める事ができないよ。入浴介助トラブル解決のサイトを見ながら試行錯誤でやるしかない。

もう一つ。私と一緒にシフトに入っていた職員に風呂介助を頼んだ利用者さんがいた。その職員が忙しいがために私が介助することになったのだ。こうやって指名されているものを無理やり自分が交代することはとても嫌だ。どう考えてもあの職員、暇そうにしてたのに。利用者さんがあの職員を名指ししたのも風呂場で話したい話でもあったんだろうに。あの職員が入浴介助するシフトにいるのは珍しいからね。毎回指名するなら問題ありなのかもしれないけど、指名されたなら行ってやれよとは正直思った。こんな風にわざわざ指名されているのに、やってきて、って言われるのはなあ。私でごめんねって気持ちになるよな。

そんなこんなで六日目も無事におわった。それで次からはワンオペになるという話になった。これからが本番だな。正念場だ。頑張ろう。