-障害者GH世話人- Aya's Everyday

障害者GH世話人なりたての元専業主婦Blog

障碍者GH:五日目(1) 口は禍の元

2019.03 CELEO 八王子より

障碍者グループホームにてパート労働5日目。入浴介助は慣れた。毎日、旦那の頭を洗っていたかいがあった。今日は利用者側からお風呂いこうと言ってもらえたし、調子にのって4人の入浴介助をしていたら体が本当に疲れて脳みそが動かなくなった。

私は勤務時間的に女性の利用者とよく一緒にいるので彼女らの名前は全員覚えたが、男性利用者とはほとんど接点がないので名前も顔も一致しない人がいる。その中でも二人、比較的若い利用者の人とは話す機会がある。その一人に今日言われた。「運動した方がいいよ」。玄関先で唐突にいわれた言葉。多分、私と一緒にいた年配支援員の女性と私の体型が太めだったからだと思う。あんまりにも失礼な物言いに絶句。

というよりこのくらいの年齢になれば多少なりとも健康に気を付けるようになる。ならざるをえない現実があらわれる。長年の不摂生が体に出てくるし、自分の同世代でも死ぬ人がでてくる。親の一回り小さくなった背中に月日を感じ、加齢からなる病気があちらからゆっくりとやってきて、鏡の中の顔を見れば老けた事にも気づく。

だから、20そこそこの若い少年のような利用者さんに運動したほうがいいと言われた時にちょっとだけイラっとした。体型を見ていったんだよね、きっと。「あなたに言われなくてもわかっているよ」とか「女性にそういうことを言うもんじゃないよ」だとか言ってやりたかったけど、支援員の女性の対応を見て適当に流すことにした。利用者さんへの厳しい発言は問題を引き起こすので新参の私は支援員さんに従うまで。

何かを発言する前に考えてから発言しないと、笑ってすます人が全てではない。それをいつかはどうにかしてわかってほしい。本当は特別に酷い性格ではないのに、余計な一言が敵を作りまくる。かつての私がそうだったから、近い将来、彼が自然に気づいてくれますように。