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障害者GH世話人なりたての元専業主婦Blog

障碍者GH:二日目(2) 入浴介助

2018.12 高尾山

uraya000.hatenablog.com

続:

15時くらいになると作業所から利用者さんが続々と帰ってくる。帰ってきたら夕飯までに入浴を行うが、私達はこれを介助しなければならない。男性は全て自分でできる人しかいないが、女性は片手が使えなかったり、自分自身では髪の毛を上手に洗えなかったりなどと私たちの補助が必要になる人がほとんど。

女性用のお風呂は二つあり、小さいお風呂と大きいお風呂がある。大きいお風呂に関しては洗い場に成人女性が二人いても空間があまるほどに広いが、小さいお風呂は狭くて大変だ。

私は利用者の女性たちにたった4回しか会っていない。そんな私に体を洗う事を許してくれるのだろうか。受け入れてくれるのだろうかというのが、洗ってあげる事以上に心配だった。しかし、みんなが私を受け入れてくれている。万一、お風呂で暴れられたらどうしようなんて心配もする必要がないくらい、私の指示に従ってくれる。みなさん、個々のシャンプー等を自分のかごにいれて、「これがシャンプーだよ」「これがリンスだよ」と説明してくれる。なんて優しいんだろう。

暖房もかかっているせいだと思うけど冬場でも風呂場の熱気はすごい。まあ、私達介助者は普段着のまま介助しているわけだから当たり前に熱いけど。いつか見た介護のサイトに入浴介助が一番大変だと書いてあった。夏場だったらこのあつさはどうなるんだろうという不安はある。でも、利用者さんがあまりにも素直に従ってくれるので精神的な疲れは全くなかった。

二日目は大きくわけて調理・入浴介助等をしたが肉体的疲労はあっても精神的疲労は一切なかった。障碍者の事を勉強したわけではないからYoutube等の知識を得た程度の私が見た感じだと、ここの障碍者グループホームの利用者さんは軽度なのかなと思う。まあ、自立支援型だから重度だと自立不可能なのかもしれないし。

日ごろ運動不足の私には入浴介助がきつすぎて疲れた。これも慣れなのかな。頑張ろう(続)