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障害者GH世話人なりたての元専業主婦Blog

元旦から仕事しなければよかった(後悔)Part.2

2019.01 池袋西武前

元旦。晴れやかな元旦は年末から続く嬉しいイベントの続きにある。美しい初日の出をむかえ、お雑煮を食べて昨年を語り、今年は何がしたいだとか、朝からそんな話を家族とする。近所の神社に初詣に出かけ、今年一年良い年でありますようにと願う。

今年の元旦は私のいつもと違っていて、元旦の大半を職場で過ごしたことだ。

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朝の引継ぎから晴れやかな気持ちは消え、私の元旦出勤の後悔を引き起こすのは午後の出来事にあった。

午後、軽度知的の利用者さんの愚痴がはじまる。それは新人職員に対しての愚痴だ。自分自身の人生でも沢山のミスをしているのに、他人のミスが許せないらしい。わざわざ大晦日に出勤してくれた新人職員に対しての愚痴は止まらない。辟易してくる。年末年始の特別手当もない職場で、家族もいる人が大晦日に出勤してきてくれる。これがどういう事なのか全くわかっていないらしい。新人に対しても容赦ない姿勢。彼女らのミスは一般人からしたらどうってことのないもの。それに対して重爆の隅をつつくように日ごろは自分が言われているようなことを愚痴として吐き出す利用者さん・・・。

私はここで覚醒した。今まで彼らの生育環境や人生の背景にまで思いを通し、彼らが「こうなってしまった(悪い意味で)」のは彼等だけのせいではないと強く胸に抱き、何か不愉快なことや何度も繰り返すミスも「それは仕方がない」と強く思い、彼らが毎日笑顔で楽しくいければいいのではないだろうかという思いで支援をしてきた。が、利用者さんに感謝の気持ちはなかったのだ。やってもらって当たり前なのだ。それどころか何かミスればそれを論えてくるのだ。

彼らに罪はない。生まれも彼らのせいではない。普通の人間に生まれてくれば、一人で生きていけたのかもしれない。しかし現状は人の世話をかりないと到底一人で生きていけない。そりゃ、私たち健常者だって一人では生きてはいけないけど、身の回りの世話などを常に必要とするわけではない。いつかは私もお世話してもらう事がくるかもしれないが、その時は常に感謝の気持ち忘れないようにしたいと思っている。

この件があった後も、私はその利用者さんの理不尽たる愚痴に対して前向きに、肯定的にとらえて、傾聴するように努力をした。「そういうあんたはどうなの?」と何千回思ったとしてもだ。しかし、更に決定的な事が起きて、その利用者さんとこじれる結果になった。それはまた次に機会で。とにかく元旦から出勤して「元旦なのに」という事でストレスフルになった。こう思うくらいなら来年も今も勤めているとするならば元旦は希望休を出そう。