-障害者GH世話人- Aya's Everyday

障害者GH世話人なりたての元専業主婦Blog

どっちが弱者なのかわからなくなる

2018.08 川崎・春日神

8月に入り施設職員や利用者さんにコロナの風が吹きはじめた。いつもギリギリの人員で回している施設では欠員が出ると大変なことになる。

欠員が出た場合でもほとんどの人がWワークをしている為に埋め合わせができない状態だ。なので常勤社員が埋め合わせを行う。休みなしに日勤や夜勤を繰り返す中年の常勤の疲労感の募った顔色。それにおかまいなしでコロナの流行は止まらない。

私自身は健康そのものであるが今以上に働きたくないのでシフト変更の対応はしないつもりでいた。でも、さすがに二人も一気に欠員が出たので代打で1日は出勤した。利用者さんは職員が足りなくても普段と変わらずに過ごしているが、利用者もコロナになってしまったので半数くらいはそれに伴い作業所出勤が無しになってしまった。そうした場合は平日であっても土日祝日と同じように利用者さんの昼食を作ってあげたり、日常の世話をする必要が出てきて職員の仕事量は増える。

そもそもコロナ前から職員数が足らなかった。求人を出しても応募に来るのは年配者ばかりとより好みしているもんだからなかなか雇われない。いい人材がこない?そりゃそうだ。他の仕事の時給が上がっているのにここは据え置きだもの。雇う側が雇用情勢の現状把握をできているのか、ただケチくさいだけなのか知らないが贅沢言ってたら人手不足のままだ。そんな中、コロナ嵐である。正直言ってマスクもしてくれない、濃厚接触の意味もわからない利用者さんがいる中で仕事をするということはハイリスクすぎる。ハイリスク・低賃金・肉体労働・・・親身になって話を聞いても自分の都合が良い返事以外は不穏になり、障害者であることを盾にしだす利用者さん・・・いいところがない(笑)

夫が笑って話した。「職場が近いというところ以外はオワッテルね」。その通りだ。そして、常勤も人手不足+欠員ありの状態であるにも関わらず普段と同じ業務を振ってくる。いやいや、そこは「やらなければならないこと」以外、適当に済ますことはできないのかい?まあ、こんなこと言っても無駄だろうな。手は2本しかない。人は分裂できない。ちょっとは配慮してほしい。まるでどっちが弱者なのかわからなくなる。そんな思いの中、今日も勤務日、頑張ってこよう。