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親の本心は(子供部屋おじさん)

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はい、これ。うちの弟もこんなかんじ。専門学校を卒業してすぐに就職せずに1年くらい無職。腹を据えかねた父親が弟に仕事の話をしてようやく就職したものの3年でフリーに。それから月収8万円の日々。家に金も入れず悠々自適。家では偉そうに時事問題を語っていた。多分、本人はずーっと「両親や姉とも関係は良好」と思っていたはず。それが父が定年退職して2年後に転機が訪れた。本当は私も父親も彼の生活を良しと思っていなくて、家で一番権力を持つ母親だけが良しとしていたから、彼には何も見えていなかったのである。定年退職した父が弟に言う。まともに働けよと。新年を迎える二日前の寒い夜、大喧嘩になった父と弟。それから彼らは、父が死ぬまでの5年間、会話を一切しなかったのだった。私は弟の生き方を疑問視していたけど、私も長らく無職だったから何も言わなかった。でも思う事はあった。私の祖母も弟には思う事はあった。叔母達もそう。でも誰も言わなかったから、長い間、弟は気づいていなかったのだ。

例え世界が変わっていっても、無職やニートが沢山いたとしても、大半の人は働かなければ生きていけないという図は変わらない。ちなみに実家はこの記事の家庭よりもかなり裕福だったと思う。それでも「このままではいけない」と思っている家族がいる。この家族はどうなんだろうか。言えるタイミングを見失っただけなのではないか。自分達より20~30年前に生まれ、今よりもほとんどの人が働いてる事を普通とする社会を生きてきて何も思わないはずがないだろう。何も言われないから関係は良好だとか、そう思い込む前に何か考えた方がいいと思うよ。