私は昔、パソコンのサポートセンターで働いていたから覚えていたけど、その当時にCDの寿命を案内したところで「あと20年後」なんて想像もしなかった。電話してきたお客様も、私も、ね。しかし、このニュースの内容を見て、その時がやってきたんだなという思いになる。
亡くなった父が映画をDVDに保存していて、その枚数は多分1,000枚くらいになっていただろう。定年を過ぎたら見ると言いつつ、定年後は外で活動する事が多くなっていたから「DVD？まだ見てないよ」と話していた。とても安いDVDを沢山買っていたし、処分されてしまったと思う。もしも見る事ができれば再生ができなくなっていたかもしれない。多分そんなことになっても父の場合は笑い話にするのだろうな。私がサポートセンターで働いていた時には「大切なデータはCD-Rに保存していただき・・・」等と案内しまくっていたから、あの時のお客様の大切なデータが今でも見えるようになっていることを願う。
