以前、どこかのサイトで見た。
女性：先生、私、最近・・・花に話しかけてしまうんです・・・
先生：花に話しかけるのは変なことではありませんよ？ただし、花が話しかけてきたらまた病院にきてください
私自身は「日本語で話しかけてこないもの」に対して恋愛感情を抱くことはない。画面に立派で素晴らしい男性が表示されていたとしても、その人と直接話すことができなければ恋愛対象にはならない。直接話すことができたとしても、相手が英語しか話せなければ同じこと。意思疎通がとれなければ私にとっては愛する対象にならない。また、自分自身と全く同じ人格の持ち主も恋愛対象にならない。「そうだよね」「うんうん、わかる」という会話は確かに心地よいが面白くはない。反論してくれる相手のほうが面白いのだ。そして自分にないものを見つけてひかれる。これが私の恋愛。
このニュースに出ている人の結婚相手はボーカロイドなのだそうだ。もちろん、ボーカロイドは話しかけてはこない。自らの意思もない。人間が容姿の良い人間にひかれるように、ボーカロイドにひかれたのだろうか。美人は三日で飽きるというが、ボーカロイドはどうなんだろう。新しい恋愛の形にひたすら驚く。
