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障害者GH世話人なりたての元専業主婦Blog

障碍者GH:二日目(3) 雑談

2020. 新宿駅西口

いつのころからか雑談が苦手になった。小学生のころから雑談が苦手だったわけではない。中学生の頃も友人と雑談にまみれて生きてきた。高校生くらいから雑談が無駄な時間と感じ始め、大学生の時からは雑談が億劫になった。その辺から「誰かと話したい」という願望が一切なくなってしまった。

障碍者グループホームでの仕事で一番つらいことは、私にとっては障碍者との雑談だ。何か話しかけても的確な答えはこない。相手は微笑んでいるだけかもしれない。わかっているけど自分自身の問いかけや会話に相手からの明快な答えがなければ、私の脳みそは喋るのをやめたがる。それに従うと何も話さない空間が生まれる。他の職員を見るとひっきり無しに話しかけている。今日はどうしたの?とか、そういうことはしてはだめよ、だとか。そう、これは小学校低学年に対して行われる会話そのものなのだ。私は小学生くらいの子供と話すことも大の苦手。学生を外れてからは彼らと話すことは避けていたし、甥や姪ですら避けてきた。つまり15年くらい小さい子供とまともに喋ったことがないということである。

失礼なのかもしれないが率直に言って自分の働く施設にいる人たちは小学生レベル、というか幼稚園くらいの子の会話しかできない人が多い。そういう人たちに対してどういった会話をふっていくのかが課題だ。その時、全く興味がないのに興味があるように聞いてあげないといけないのもツライ。まあ、適当に聞いとけばいいのかもしれないけど、私は相手が適当に聞いていることがわかれば口を閉じるだろう。

ということで二日目が終わった。正直、雑談したくなかったので時計を何度も見てしまった。もう挫折しそうな二日目の話はここで終わり。