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障害者GH世話人なりたての元専業主婦Blog

日常に潜む全員カメラマン状態な件について

2019.11 代々木公園

まねきねこ店員が誰かをボコっていた動画を見た。過去、小さな事件のようなものが全国的に知られることはほぼなかったと思う。特に、文字では見ても映像化されてることなんてゼロに近い。暴行動画とか、過剰なおふざけ動画とか、日常では見る事のできなかった「一般人が撮影した一般人の失態的な動画」が出回るのは、ほぼ全ての人間がカメラ搭載のスマホを持ち、たった数秒で簡単に撮影できるようになったからだ。

これって結構怖い。大抵は場面の一部しか映されていないし、一部始終がわからない。無断撮影されてインターネット上に張り出されたら何か言われても反撃のしようがない。確かに暴行は悪いことだと思うけど、された側の原因が全く無かったのかという事もわからない。でも、行為自体はインターネット上で拡散されまくって、一生消える事はないデジタルタツーと化す。

道を歩いているだけでも誰かに撮影されるかもしれない。これまで以上に「他人から見たらどう思われるのか」という事を意識しなくてはいけないのかもしれない。普段から後ろめたい事は一切していないつもりだが、どこで撮られているのかわからないのだから。