-障害者GH世話人- Aya's Everyday

障害者GH世話人なりたての元専業主婦Blog

「世話人」になれそうです

2022.05 神代植物公園の薔薇

私がふと応募した障碍者施設の世話人のお仕事。試用期間は3か月なわけだが、5月の9日にその期間を超える。

はじめは何にもわからないままはじまった世話人の仕事。今でもこの仕事の1%もわかっていない気がする。それでも形にはなった。

早番でも遅番でも仕事の始まりは申し送りからはじまる。職員間の連絡、かかってきた電話の内容、利用者さんの状態を記録を見ながら伝え合うのだ。

早番の場合は掃除業務をする。トイレ掃除、洗面台の掃除、掃除機をかけて、天気がよければモップをかける。利用者さんのお部屋も掃除したり、しなかったり。掃除が終わればお昼休憩。お風呂のお湯を入れ、午後3時頃に利用者さんが帰ってきたらお小遣い帳を確認し(金銭管理)、女性利用者の入浴介助。食材が届けば検品、夕方になって夜勤さんが来たら申し送りし、夕飯の準備をして帰宅。これが主な早番のお仕事内容である。

遅番の場合は調理がある。15人前後の夕飯や朝食を作るのだ。それが終われば休憩をはさみ女性利用者の入浴介助を行う。それからは夕飯の提供をし、口腔ケアをし、お風呂掃除をして帰宅といった流れだ。

私が一番難しいと感じたのは利用者さんとの人間関係。軽度知的の利用者さんや移動支援の方からは何度か「慣れましたか?」と聞かれたりしたが、周囲が私に「慣れていただいた」というのが本当のところだろう。いきなり新人として投入された私をよくぞ受け入れてくださったと、感謝の気持ちしかない。

週2の勤務も私にとっては最適だった。最低賃金が上がったおかげで週2で8万ももらえるなんて・・・。金のために働いているわけではないけど、正直嬉しい。

そんなこんなで三か月が過ぎ正式雇用の面談が近日行われるが、管理者の方から「多分、終わり(三か月でクビには)にはならないでしょう」と言われた。一生仕事なんかしない!と思っていた私だけど、応募してみてよかった。学ぶことも沢山あったし、これからも日々勉強である。何より私が続けていけたのも職員さんや利用者さんがとてもやさしかったからに他ならない。こういう気持ちをもったまま、これからもずっと続けていけたらよいと思う。